なんと、20年ぶりに復活、スキーを子供たちに教えてきました〜。この歳になると、以前学生の頃に教えていた時とは全く違う感覚で次世代と触れ合うことになるんだな〜…と、つくづく。。
今回は、中学生の修学旅行、特別班(知的障害や持病のある子たち)を受け持ったこともあり、ピュアな子どものいろんな感情の動きにいちいち心動かされ、歳のせいか涙腺崩壊寸前、、、💦 普段1時間も集中力が持たないという子たちが、マイナス10度を下回る吹雪の中、根を上げることなく、最後まで滑ろうとする姿、リフト乗り場で上手くこげない子の手を取り引っ張ってあげようとする姿、、、自分も上手く滑りたいけど筋力が弱く滑れない、トライしてもどうしてもできない、わたしの後ろにくっつけてムカデのように滑り下ろす背中越しに「いいなぁ〜」って、友達が滑れる姿を羨む声がボソッと聞こえてくる…必死で楽しませようとタイタニックしてみたり、スピード出してみたり、一緒に歌ってみたり、、、そうしてると顔見えなくても笑顔が背中で感じられる、そのうち鼻歌が聞こえてきて…♪☺️
↑スキー場からの帰り道、お猿さんの親子に遭遇。背中にちょこんと乗る子どもの姿が、その子と重なって、また泣きそう😅 (お猿さんに例えちゃってごめんなさい)
最終日、滑れる方の子が何やらいつもの元気がない。もうすぐ終わっちゃうね〜とリフトで話していると、「うん、、、寂しいなぁ〜」って。あ、そうか〜、別れるのが寂しくて、元気ないんだな〜って。どんだけピュアなん!って、またウルウル😭 あれだけ懐いてくれてると感じていたけど最終日はあまり目も合わせてくれなかったのは、彼女なりのプロテクションだったのかな… 閉校式で生徒みんなの前でデモ、滑ることになって、やる!って言ったけど、そんな経験初めてだったみたいで、上手に滑っていく他の子たちを観ながら、すっごく緊張したみたいで、最後その子の番になり一緒に滑りきった後、担当の先生のところに駆け寄って抱きつく姿、あ〜どれだけのプレッシャーだったんだろうか…と。
最後にもらった色紙には、「スキーが楽しいと思いました。楽しいと思えることが増えました‼︎」という言葉。 スキーの上達もすごく早かったし、接しているといたって普通、むしろ周りに気を遣い過ぎるくらい大人びた感覚を受けるこの子だけど、4日間では勿論知り得ないこの子の人生のいろんな制約の中で”楽しいと思えることが増えました‼︎”って…あ〜またこれ泣くわ💦
受け持った子たちだけでなく、いろんな家庭事情があり、今回のこの修学旅行のために、親御さんが何年も積立して送り出してくれた家庭も少なくなく、それを子どもなりに感じ取っているからこそ、多少辛くても、体調が悪くても、頑張り過ぎてしまう子たちが出るだろう、またコロナ禍でこういった機会も少なく、久々もしくは初めての経験にはしゃぎ過ぎる子どもも出るだろう、という事前のスキースクール校長の話もあり、そんな背景を考えながら接すると子どもたちの頑張る姿を眺めているだけでまた泣きそうに、、、 って、どんだけ涙腺弱いんだか💧
と、まぁ〜、感情グラグラ持ってかれたけど、、、大好きなスキーと雪山の大自然の魅力を次世代に伝え繋げることができる、これ、自分でスキーを楽しむこととはまた違う感動と充実があるなぁ〜と、今回改めて感じました。自分の好きと得意で、子どもたちの楽しいと思えることが増やせるなんて、、、すごく素敵な、貴重な、体験をさせてもらいました。
久々のイントラ飯や合宿のような宿泊スペース(合宿の方がだいぶマシかも、、😅 )、なかなか新鮮だったな。山好き、スキー好き、それだけの共通点で話は尽きず、世代を超えてまた新たな仲間が増えたのも嬉しい〜♪
スキースクール校長先生の言葉 (映画「FARM」より) から、、、
成功とは、朝起きたら これからすることに心が踊り、外へ飛び出すこと 大好きな人と仕事すること 成功とは社会と繋がり何かを感じさせること 自分の働きに満足しながら眠ること 成功とは喜びであり、自由であり友情である。 成功とは愛である。
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